ドクターコラム

インビザラインの治療期間について

2018年9月29日 (土)

 

  • まずは、カウンセリングで適した治療方法を決定

インビザラインという矯正治療を知っていますか?出っ歯や歯ならびの凸凹で、矯正治療をお考え中の患者様で、情報収集に熱心な方はすでにご存知かもしれません。

インビザラインとは、簡単に言うと目立たない透明なマウスピースによる歯科矯正治療です。

マウスピースによる矯正装置は、患者様それぞれの歯に合わせて作成され、治療の進捗に合わせて新しいマウスピースに交換し歯並びを修正します。

 

通常の歯科矯正治療で使用する矯正装置と比べて、ブラケットやワイヤーという金具を必要としないため、見た目には矯正治療中であることがわかりにくいことがメリットの一つです。

インビザラインによる矯正治療にご興味、関心をお持ちの患者様は、一度インビザライン治療を実施している矯正歯科医にご相談ください。

その上で、丁寧なカウンセリングを実施し、治療方法を決定することとなります。

 

まず、カウンセリングでは、インビザラインの治療を行うことができる歯科医師が、患者様それぞれの歯並びに関するお悩みについてヒアリングを行います。

それから、歯科医師により、インビザラインによるマウスピース矯正を実施した場合の、メリットやデメリットを含めて治療方法や治療計画、もちろん値段についてもご説明をいたします。

カウンセリングにおいて大切な点は、ご不明点や、心配な事はもれなく質問をしていただくことです。“あれ、もう少し出っ歯は治らないの?”“いつまでに治療が終わるの??”“値段はいくらくらい?”といったご不満や、ご不安を抱えていては、せっかく矯正治療を行っても、満足のいく結果を得られないということになりかねません。

インビザライン治療を行う先生は、カウンセリングの重要性について、十分理解していますので、痛みや治療期間のことなど、ご遠慮なくお尋ねください。

 

 

  • 検査結果を踏まえ患者様ごとに治療計画を設計

カウンセリングを実施した後、治療計画を作成するためお口に関する詳細な情報を収集するため、精密な検査を行います。

口腔内写真、お顔の正面および側面のお写真、レントゲンなどの画像の他、デジタルスキャンもしくは、印象材による歯の模型をとります。

現状のお口の健康状態も歯科矯正治療には重要な要素となりますので、虫歯や歯周病の状態や、咬み合わせ、顎の状態についても検査を行います。

虫歯や歯周病の状態が悪い場合には、まずは虫歯や歯周病の治療から開始します。場合によっては、予後の悪い歯は事前の治療で、抜歯も必要となります。

なぜなら、インビザラインの治療開始後に、虫歯により歯を抜歯したり、被せ物を作り直したりといったような変化が起こってしまうと、治療計画に大きなずれが生じてしまうからです。

また、歯周病により歯茎が腫れて痛みがあり、マウスピースの装着ができないといったことが起こらないように、歯周病の治療や、口腔衛生状態のケアについても適宜行っていきます。

 

それぞれの検査結果を基に、ソフトウェアにより、治療終了時の歯並びの位置を3Dによりシミュレーションし、治療にかかる期間を想定します。

3Dシミュレーションは、インビザラインを開発したアライン・テクノロジー社にデータを送信し、世界中から蓄積した多くのデータをもとに作成するため、検査から約1週間程度のお時間を頂戴しています。

3Dによるシミュレーションは、治療開始前の段階から、治療終了時までの歯の移動を、画面上で画像や動画で確認することができるので、患者様にとっても治療経過のイメージがつきやすく好評をいただいています。

患者様それぞれの状態にあった治療計画をわかりやすくご説明いたしますので、シミュレーションに対して、要望等がある際には、ご遠慮なくお伝えください。ご希望に沿った治療となるよう計画を修正いたします。

 

  • インビザラインの治療期間

治療計画が完成し、治療を行うこととなった際には、約3週間前後で患者様専用のマウスピースが完成します。

マウスピースが完成しましたら、装置の着脱方法や外している際の保管方法、治療中に気を付けていただきたい点などをご説明いたします。

インビザラインの治療では1日約20時間以上の装着が望ましいため、初めはご不快に思うことや、ケアなど面倒に思う点もあるかと思いますが、治療の最適化のためにも十分にご留意ください。

マウスピースを装着すると、徐々に歯列が動いていき、だいたい10日から2週間程度のサイクルで新しいマウスピースへと交換を行っていきます。

この間のマウスピースの管理や決められた時期による交換は、患者様ご自身にて実施していただくため、来院いただくのは1~3か月に1度程度となります。

来院時には、装着の効果や痛みの有無などを確認します。

 

ブラケットとワイヤーによる通常の歯科矯正に比べて、来院の頻度は格段に少なくなります。

マウスピースの装着期間はどれくらいになるかというと、その期間はやはり患者様の状態によってそれぞれ異なります。

短くて半年、長くて2年を想定していただければよいかと思います。

 

これまでの当院における症例から大まかな治療期間の想定を行いますと、軽度の歯並びの修正には約半年でご満足いただくことができます。

前歯が前方に突出しているいわゆる出っ歯の場合には、前歯の傾斜だけを治すケースと、前歯を後ろへ移動するスペース確保のために小臼歯の抜歯が必要となるケースで治療期間が異なりますが、約1年程度のお時間がかかります。

また、奥歯を噛んだ状態であっても、前歯がかみ合わない状態を歯科用語ではオープンバイトというのですが、こういったケースは矯正治療の中でも、難しい症例の1つです。

オープンバイトは見た目の他にも、前歯が閉じていないため常に外気が口の中に入ってくるために、口腔乾燥を起こしやすく、虫歯や歯周病を起こしやすくなる問題があるため、適切な矯正治療を受ける必要があります。

オープンバイトの場合には、上下の歯のかみ合わせにもより一層の配慮が必要なため、インビザラインによる治療期間は若干長くなり、平均して1年半から2年程度のマウスピースの装着が必要です。

 

治療計画に沿って一通りのマウスピースによる治療が終了した後、治療計画とのずれを確認し、場合によっては追加矯正が必要となります。

追加矯正の場合も、その程度によって期間は異なりますが、多くて1年とお考え下さい。

矯正治療終了後は、歯並びが後戻りしないように保定期間が必要です。

保定期間中は、リテーナーという装置を装着いただき、3か月から半年に1回程度の来院が必要です。

保定期間は、約2年です。

  • 治療終了後も定期的なアフターサポート

上記より、インビザラインの治療期間はマウスピース装着が半年~2年、追加矯正が必要な場合はプラス1年程度、保定期間2年となります。

特に保定期間は、治療期間というより、ほぼ定期検診のための期間です。保定期間のお話をすると、だいたいマウスピースを装着していた期間とほぼ同じ長さがかかるため、“保定期間ってそんなに長く必要なの?”、“もうきれいになったから必要ないのでは?”と少々面倒に思われる患者様も中にはおられます。

しかし、せっかく努力した矯正治療ですので後戻りを起こさないためにも、定期的にご通院いただくことをお勧めします。

 

インビザラインの治療を含め矯正治療を行う場合は、矯正治療終了後のアフターサポートの体制がしっかりシステム化され、充実している歯医者を選ぶことが大切です。

インビザラインによる矯正治療は、マウスピースのため、ブラケットとワイヤーによる治療に比べて矯正装置の手軽さから、気軽に受けることができ、完了することができると思われがちですが、歯医者選びは十分に行うことが大切です。

インビザラインは、矯正歯科治療の中でも、専門の知識と、技術が必要です。

すべての歯医者がインビザライン治療を行えるわけではありません。

アライン・テクノロジー社によるセミナーを受講し、研鑽を積んだ認定医の先生が在籍する歯医者を選ぶことが大前提となります。

インビザライン治療の認定医は、アフターサポートの重要性を理解し、一度きれいに並んでしまえば終了ということなく、きれいな歯並びを長持ちするように定期的に有効なケアを行います。

治療のお値段だけではなく、インビザラインの認定医の先生がいらっしゃるか否かも、歯医者選びのポイントの1つとすることをお勧めします。

 

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カテゴリー: インビザライン

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