芦屋でインビザラインを探す際に認定医なら安心できる理由

インビザラインの症例が多い歯科医院
インビザラインは、透明なマウスピースの装着による治療方法のため、通常の矯正治療に比べて、治療を行っていることが他人には見えにくく、恥ずかしくないといった特徴があります。

芸能人やモデルといった特殊な職業の他にも、一般的な営業職など人前でお話をする職業の方や、見た目を気にされる年頃のお子さん世代にも評判で患者数が増加している治療方法です。

見栄えの点だけで言えば、裏側矯正も治療中であることがわかりにくい方法ですが、通院回数はインビザライン治療方法の方が少なく済みます。

適応の症例は出っ歯や、歯並びの凸凹など多岐にわたります。

 

すべての歯医者が矯正治療を行えるわけではないように、すべての矯正歯科医がインビザライン治療を行うわけではありません。

歯科矯正治療には、正確で最新の知識と、多くの経験が必要となります。

特に、インビザライン治療は、アライン・テクノロジー株式会社によるセミナーを受講し、その技術を習得し、研鑽をつんだ先生が行うべき治療方法です。

インビザライン治療は、精密検査の結果をもとに、アライン・テクノロジー株式会社によるシミュレーションソフトを使用した３Dテクノロジーにより製作されたマウスピースを使用する治療法であることから、残念ながら一部の歯医者では、先生の技術や経験に関わらず、簡単に行うことができると誤解している先生もいらっしゃいます。

しかし、実際は、他の矯正治療と同様に、確かな技術と、正確で新しい知識、経験が必要な治療方法であり、成功の可否は、歯科選び、すなわち歯医者のインビザライン治療の経験の多さに決定されるといっても過言ではありません。

お分かりかと思いますが、決して値段だけで決定することができません。

安いから下手ということもなければ、高いから上手というわけでもなく、値段は選択する際の指標の1つであり、技術力を表す指標ではありません。

 

では、インビザラインの経験が豊富で評判の先生はどのように探せばよいでしょうか。

まず、わかりやすい指標はその歯科医院の症例数です。

もう一つは、その歯科医院の先生が取得している資格についてです。

 

インビザラインは症例の数やセミナーの受講等によって、インビザライン認定医やインビザドクターという基準を設けています。

歯科選びの際には、ホームページなどを確認し、インビザライン認定やインビザドクターという記述があるかを確認しましょう。

ホームページだけではわからないことは、カウンセリングの際に質問し説明をうけることも有効です。

インビザライン認定医とは
すべての歯医者が矯正治療を上手に行えるわけではないように、インビザラインもすべての矯正歯科医ができる治療法ではありません。

そもそも、矯正治療を行う歯科医師の多くは、歯科矯正に関する学会に所属したり、大学院で学んでいたりと歯科矯正に関する専門的な知識や技術の習得に励んでいます。

その中でも、日本矯正歯科学会という学会では、矯正歯科医の技術や経験について、一定の基準で学会発行の認定基準があります。

特に専門医の取得においては、条件が厳しく歯科矯正を実際に行っている歯科医師のなかでもわずかな数でしかありません。

 

話をインビザラインの認定医に戻しますが、インビザライン認定医とは、厚生労働省や学会によって認定された公的な基準ではありません。

しかしながら、インビザライン治療を開発した米国のアライン・テクノロジー株式会社によるセミナーを受講し、実践的な技術の習得を行った場合に認定される制度です。

歯科矯正のみを専門としていない虫歯治療や歯周病治療など歯に関わる全般的な治療を行っている一般歯科の先生も、セミナーを受講し、症例を経験することで認定医となることができます。

インビザライン治療を受ける場合には、インビザライン認定医であることはもちろん重要です。

それに加えて、歯科矯正治療において、様々な種類の症例を経験し、治療計画の立案や、計画の修正を行うことができる歯科矯正の専門医であることが最も安心できる先生と言えます。

しかし、国内の専門医の数は500人にも満たず、専門医の前の資格である矯正歯科認定医も今だ3000人強の人数しかいません。

インビザライン治療を受ける場合には、技術者である歯医者自身についても、十分に情報収集を行い、専門医や、認定の有無など安心して任せられる歯科選びをおすすめします。

インビザドクターの認定基準とは
インビザライン認定医に対して、インビザドクターとは、実際の症例数を基準に認定される世界共通の認定基準です。

年間のインビザライン症例数に応じてそれぞれ、世界共通の7つのランクが設定されています。各認定基準は以下の通りです。

インビザライン・ドクター世界共通の7ランク

ブロンズプロバイダー　症例数1症例以上
シルバープロバイダー　症例数11症例以上
ゴールドプロバイダー　症例数21症例以上
プラチナプロバイダー　症例数51症例以上
プラチナエリートプロバイダー　症例数101症例以上
ダイヤモンドプロバイダー　症例数151症例以上
ブラックダイヤモンドプロバイダー　症例数401症例以上
インビザラインは、患者様にとってもマウスピース矯正という点でブラケットやワイヤーによる通常の歯科矯正治療に比べてハードルが低いものであると同様に、特徴的なソフトウェアによるマウスピースの設計という点を過信し、安易に考える少数の歯医者がいることも事実です。

そのような場合には、インビザライン矯正を年単位で行っても、計画通りの治療結果を得ることができず、最悪の場合、治療前にはなかった顎の痛みや、口を開けた際の顎の不調など顎関節症と考えられる不具合を生じたケースが報告されています。

インビザライン矯正は、歯科矯正について十分な経験をもち、なおかつ、インビザライン矯正特有の治療技術をもつことが求められています。

もちろん、コンピュータによるシミュレーションは有益ではありますが、お口の状態により計画通りに効果がでないことも想定されます。

そういった場合には、インビザライン治療に経験豊富な先生による、計画の微修正が必要となり、シミュレーション通りの美しい歯並びを再現することが可能となります。

 

また、インビザラインはすべての矯正治療に適応される治療方法ではありません。

上下の顎の関係性や、左右の顎のずれ、重度の歯並びの凸凹がある場合には適応外となります。

治療の出来の良し悪し以前に、患者様の症状がインビザラインに適しているか否かを正確に判断するためには、精密検査を実施し、インビザドクターによる診断が必要となります。

装置のわかりにくさが重要であれば、インビザラインよりも、ワイヤーによる裏側矯正をお勧めされる場合もあるかもしれません。

矯正治療におけるセカンドオピニオンの重要性
セカンドオピニオンとは、検査結果や画像等の資料を基に、現在通っている主治医以外の第三者の医師から診断を受け、治療方法の提示、必要であれば精密検査を受けるということです。

出っ歯や受け口など歯科矯正治療においても、近年、利用される患者様が増えています。

矯正治療は、カウンセリングにより、一度治療方針を決定した後、治療を開始すると、途中で中止をすることが難しいのが特徴です。

そのため、出っ歯の治療を行う際に、歯を並べるスペースをつくるために、小臼歯を抜きましょう！という治療方針となり、抜いてしまうと、戻すことはできません。

“抜歯をしないでなおせないのだろうか・・・”、“やっぱり裏側矯正で十分？”といった疑問やご要望がある場合は、セカンドオピニオンを利用することをお勧めします。

セカンドオピニオンを利用することで、現在通っている先生の治療方針を、客観的に評価することができ、治療を決断する後押しとなることや、またはよりよい治療方法を知る機会となります。

セカンドオピニオンを通して、十分に説明をうけることで、ご自身の不安や疑問点が明らかになることもあります。

セカンドオピニオンの利用は、歯科矯正の分野では増加傾向にありますので、お気軽に通院中の先生のお尋ねください。

歯科矯正は、顔貌に関わる治療であり、十分なカウンセリングを行っても、治療終了後に、ご自身の思い描いていたイメージとかけ離れているといった結果になることは在ってはならないことです。

“ここの歯医者は評判がいいから大丈夫なはず・・”と、不安を抱えた状態で治療を受けることは望ましくありません。

納得するまで説明を受けることが必要です。

また、自費診療であることから、値段についても、治療方法によって異なりますし、それぞれの歯医者で設定が異なっているのが現状です。

検査結果や治療方針に疑問点や不安がある場合には、ご自分の要望を整理し、積極的に新たな歯科医師にセカンドオピニオンを求めましょう。