インプラントがダメになることはある？

インプラントは通常、長期的な寿命を持つ耐久性のある治療法ですが、以下のような状況で問題が発生する場合があります。

組織の炎症や感染:

 インプラント周囲の歯肉や骨に感染が起こることがあります。感染が進行すると、骨とインプラントが結合せずにインプラントが失われる可能性があります。

骨の損失:

インプラントは顎の骨に埋め込まれますが、骨の損失が進行すると、インプラントが支えられなくなる可能性があります。

これは、不適切な口腔衛生、歯周病、または骨密度の低下などによって引き起こされることがありますが、インプラントが正しく結合している骨にも骨吸収が起こる場合があります。骨の損失が進むと、インプラントの支持が不安定になり、ダメになる可能性があります。

外部の力や外傷:

インプラントが外部の力や外傷によって損傷を受けることがあります。事故での顔の外傷などによりインプラントに強い力が加わることで、インプラントや上部構造（人工歯）が壊れる可能性があります。

噛み合わせの問題:

インプラントが正しく噛み合わせていない場合、過度の圧力がかかることがあります。これは、インプラントや周囲の組織にダメージを与える可能性があります。インプラントの寿命は、患者さんの口腔衛生状態、定期的な歯科検診、適切なケアなどの要素にも依存します。定期的な歯科検診とメンテナンスを受けることで、インプラントの健康状態を確認し、早期に問題を発見することが重要です。

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院長 秋田 誠

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