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2018年6月25日
【1】【どれくらい時間かかるの?】矯正治療期間 インビザラインの治療期間
インビザライン治療は、通常のワイヤー矯正と比較すると、極端に治療期間が短くなるわけではありません。
とはいえ、インビザライン治療がワイヤー矯正と比較すると、治療期間が長くなるというわけでもありませんのでご安心ください。
では、実際にワイヤー矯正ではなく、アライナーやマウスピースによる歯並びの矯正を受けるとなると、どのくらいの治療期間を要するのか非常に気になる点といえますよね。
なぜなら、ワイヤー矯正ほどではないにしろ、患者さまはお口の中に異物である矯正装置を装着するわけですから、やはりどのくらいの期間その状態が続くのかは、事前に歯科の先生から説明を受けておきたい重要なポイントといえるでしょう。
さて、インビザライン治療にかかる時間や期間ですが、それはケースバイケースで大きく異なるため一概に何か月や何年とうい具体的な年月を挙げることはできません。
目安としては、例えばマウスピースやアライナーで歯並びを治せる程度の出っ歯や乱杭歯であれば、通常のワイヤー矯正とほぼ同じくらいか、少し短いくらいの矯正期間で、治療が完了することが多いです。
ですから、例え優れた矯正装置であるインビザライン治療であっても、顎や歯の状態を精密検査した上で治療を実施するわけですから、数ヵ月で治療が終わり、歯並びがきれいに整うということはまずありません。
では、4年や5年という長い年月の間、マウスピースやアライナーを顎や歯に装着し続けなければならないかというと、それも間違いです。
1〜2年あるいは3年程度の治療期間がかかるものとお考え頂けたら幸いです。
【2】その他のマウスピースを使った治療法の治療期間
実は、マウスピースやアライナーを使ったマウスピース矯正というのは、インビザライン治療だけではないのをご存知でしょうか。
日本ではいつの間にかインビザライン治療がマウスピース矯正の主流となり、それを採用している歯科クリニックも急増してきましたが、その他にもマウスピース矯正には沢山の種類があり、歯科クリニックによっては非常にマイナーなマウスピースやアライナーを使う歯並びの矯正を採用しているところもあるくらいです。
ですので、マウスピース矯正の全てがインビザライン治療というわけではないことをまず頭に入れておいてください。
その上で、その他のマウスピース矯正とインビザライン治療を比較してみると、治療期間や取り外しの有無、その他、食事の際に生じるトラブルや装置自体が備えている特徴の違いなども検討する必要が出てきます。
とりわけ、治療期間にはどのくらいの違いがあるのかは、患者さまにとって重要なポイントとなり得るでしょう。
なぜなら、インビザライン治療よりも極端に短いマウスピース矯正があれば、痛みや取り外しの有無ではなく、治療期間を優先することもあり得るからです。
ただ実際は、インビザライン治療以外のマウスピース矯正と比較しても、歯並びの治療にかかる期間にそこまで多きな違いがあるとは言えないのが現実です。
とはいえ、やはりインビザライン治療は日本だけでなく、アメリカでも認められた素晴らしい歯科クリニックの矯正治療ですので、比較的治療期間が短く済むことは確かといえます。
【3】【どんな過ごし方?】治療期間の過ごし方? インビザラインの治療前の過ごし方
インビザライン治療で用いるマウスピースやアライナーというのは、治療期間中にどのように取扱うかは、矯正クリニックの先生から事前に説明があるかと思います。
まず矯正治療期間中の過ごし方についてですが、一般的なワイヤー矯正と比べると非常に自由度の高い歯並びの矯正法といえますので、取り外しの仕方をきちんと行ったり、クリニックや先生の説明をきちんと聞いておき、注意点などを頭に入れておいたりすることは最低限必要といえるでしょう。
その上で大切なのは、取り外した際のマウスピースの取り扱いです。
もしもマウスピースを乱暴に取扱ったり、取り外したあとにきちんとしたケアを行わなかったりすると、アライナーやマウスピースが割れるようなことがあります。
また、衛生面にも配慮しなければ、アライナーやマウスピースの中に病原体が繁殖してしまい、非常に不潔な状態となることも珍しくありません。
そうした不潔なマウスピースを歯列に装着すると、虫歯や歯周病を招きやすくなることは想像に難くありません。
ちなみに、インビザライン治療では、食事の際に取り外し、口腔外に出した状態でごはんを食べることになっていますので、決してアライナーやマウスピースを付けたまま食事をとることはしないようにしてください。
そのまま食事をするとアライナーやマウスピースが破損する恐れがありますので注意が必要です。
歯磨きをする際にも取り外しが必要になります。
【4】インビザラインでの治療中の過ごし方
食事の際にアライナーやマウスピースを取り外し、口腔内に配慮することはインビザライン治療の検査前に歯医者の先生から説明がある非常に基本的な事項といえます。
これを守れないと、なかなかインビザライン治療を終えることは難しいといえますので、まず始めに慣れなければならないポイントといえます。
また、顎や歯に痛みが生じることがないよう、普段から過ごさなければいけません。
というのも、インビザライン治療の期間中に痛みが生じるということは、それは歯並びの治療が予定通り進んでいないことを意味するかもしれないからです。
もちろん、出っ歯の治療や乱杭歯の治療では、マウスピースを使う矯正治療でそれなりの痛みを顎や歯に感じることがあるかもしれませんが、あくまで軽微なものに留まりますので、強い痛みを感じるようになったら、いったんアライナーやマウスピースの装着をやめて、すぐに歯科クリニックの先生に相談してみてください。
お口の中やアライナーに何らかのトラブルが生じているかもしれません。
ちなみに、インビザライン治療の行う前には、どのような原因で出っ歯になっているか、あるいは歯や顎にどのような問題を患者さまが抱えているかを精密検査で調べることとなりますので、検査の特徴などについても詳しく知っておきましょう。
矯正装置の特徴についても事前の説明を受ける前に、ある程度知っておくと理解度も深まります。
【5】インビザラインの治療後の過ごし方
さて、ここまではインビザライン治療の期間中に、どのように過ごしたら良いかを解説してきましたが、最後は治療後の過ごし方についてです。
インビザライン治療を始めて数年が経過すると、事前の検査や精密検査のデータを元に作製したすべてのアライナーやマウスピースを装着し終わりますので、いよいよ矯正が終了することとなります。
とはいえ、保定期間というのはワイヤー矯正に限らずとも必要となるため、出っ歯などの歯列不正をアライナーやマウスピースの装着によって改善した後も、動いた歯が後戻りしないよう配慮する必要が出てきます。
具体的には、保定装置と呼ばれる特徴のある矯正装置を装着することとなりますので、その点については治療が終わる頃に、歯科の先生から詳しい説明や取り外しの仕方、あるいは装着の仕方などを丁寧に解説してもらうことが大切です。
ともあれひとついえるのは、インビザライン治療がマウスピースのよって完了したとしても、それですべて終わりというわけではない点です。
どんな症例においても後戻りを防止するための処置は必要となりますので、先生の言うとおりに治療後も過ごさなければなりません。
とくにリテーナーなどの保定装置も患者さまひとりひとりにカスタマイズして作られるものですので、その取扱いには十分注意しなければなりません。
例えば、リテーナーを使わないようになったり、不潔な状態で使い続けたりするようなことがあると、せっかく時間をかけて動かした歯も元に戻ることがあります。
それだけでなく、お口の病気を誘発することさえあり得るのです。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。